白髪の部分染めを家で上手に行うコツ!キレイなカラーを維持するには

白髪の全体染めをしても、数週間後には根元の伸びた部分が目立ってきてしまう…。だけど、頻繁に髪全体を染めるのは髪へのダメージが気になる…。そんなときは、「部分染め(リタッチ)」をするのがおすすめです。部分染めは、美容院で施術を受けるだけでなく、市販の白髪染め用品を使って自分で染めることもできます。
この記事では、セルフで白髪を部分染めするメリット・デメリットや、お家で白髪の部分染めを上手に行うコツをご紹介します。部分染めに適したおすすめの白髪用ヘアカラーもご紹介するので、「美容院に通う合間でもキレイなカラーを保ちたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
伸びてきた部分的な根元白髪は「部分染め(リタッチ)」をするのがおすすめ
「部分染め(リタッチ)」とは、新たに伸びてきた髪の白髪部分を染めて、前回染めた髪色との差をカバーするカラーリング方法のことです。
部分染めは、髪が伸びて目立ってきた白髪をカバーして、髪全体をキレイな状態でキープするために行います。全体染めをした後は、数週間経つと新たに伸びた分だけ根元の白髪が目立ってしまいます。そこで、部分的に根元の白髪を染めれば、次回の全体染めまでの間にキレイなヘアカラーを保てるようになるのです。
一般的に、全体染めは2~3カ月に1回程度の頻度で行います。一方、部分染めは全体染めの合間、3~4週間に1回程度の頻度で行うことが多いです。
伸びてきた部分的な根元白髪を美容院で染める方もいますが、月に1度美容院へ通うには時間とお金がかかります。そんなときは、セルフで染めるのもおすすめです。
伸びてきた部分的な根元白髪をセルフで染めるメリット・デメリット
「全体染めは難しそうだけど、根元の部分染めくらいなら自分で染めたい!」と思っている方も多いでしょう。
そこで、ここでは市販の白髪用ヘアカラーを使って自分で部分染めをするメリット・デメリットを整理してご紹介します。
メリット
経済的にキレイな髪色を保てる
セルフで部分染めをすると、コスパ良くキレイな髪色をキープできるというメリットがあります。市販の白髪染め用品は、ドラッグストアなどの身近なお店でリーズナブルな価格帯で購入することが可能です。また、部分染めをして余った薬剤を次回に取っておける商品もあります。美容院にこまめに通って白髪を染めるよりも、費用を抑えながら白髪をケアすることが可能です。
手間なく白髪をケアできる
セルフで部分染めをすれば、白髪染めのために美容院へ通う頻度を抑えられます。美容院を予約したり、お店まで通ったりする手間をなくせるので、忙しい女性にもおすすめです。また、最近ではワンプッシュで薬剤が出てきて簡単に使えるタイプの白髪用ヘアカラーもあります。ご自宅で染める手間が気になる方は、簡単に使えるアイテムを選ぶとよいでしょう。
髪への負担が少ない
部分染めは伸びてきた白髪だけをピンポイントで染めるため、すでに全体染めした部分は染めません。そのため、髪全体を繰り返し染める場合と比べて髪への負担も抑えられます。
デメリット
色選びにコツがいる
部分染めをする際は、全体染めの髪色に自然となじむようなカラーを選ぶ必要があります。全体の髪色と合っていないカラーを選ぶと、色の差が生じてしまうおそれがあるため注意が必要です。なお、色選びのポイントは以降の見出しで解説します。
このように色選びにちょっとしたコツがいるものの、セルフでの白髪ケアにはご紹介したようなたくさんのメリットがあります。伸びてきた白髪が気になったら、市販の白髪用ヘアカラーを活用してみましょう。
セルフで白髪の部分染めを行うコツ
部分的な白髪をセルフで染める場合は、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。ここでは、セルフでキレイに白髪を染めるためのコツを解説します。
全体染めで染めた色と同じ色で染める
市販の白髪用ヘアカラーを使って全体染めをした場合は、同じ色の製品を使って部分染めをするとよいでしょう。
一方、該当の白髪用ヘアカラーがわからないときや、美容院で全体染めをしたときは、今の髪色とできるだけ近い色を選ぶ必要があります。
その際は、「暖色⇔寒色」「明るい⇔暗い」の2つの軸で、近いカラーを見極めましょう。
まずは色みです。赤・ピンク・オレンジなどの暖色系は、柔らかく華やかな印象を与えてくれます。一方、アッシュやマットといった寒色系は、落ち着きや透明感のある雰囲気を演出します。
次に、髪色の明るさや暗さをチェックしましょう。トーンが上がると軽やかで明るい印象に、トーンを落とすと上品で落ち着いた印象になります。迷ったときは、ほんの少し明るめのカラーを選ぶのがおすすめです。
クリーム&ブラシタイプの白髪染めを選ぶ
部分染めには、クリームタイプの薬剤で、かつコームやブラシで塗布するタイプの製品が向いています。クリームタイプは液だれしにくいテクスチャーなので、部分染めに適しています。また、生え際・分け目・もみあげといった根元の白髪を染めるなら、コームやブラシを使うと細かい部分にも塗りやすいでしょう。
白髪染めをする部屋の温度を整える
白髪染めの薬剤を塗布するときは、室温を20℃~30℃に調整し、作業中や放置時間中は適温の環境で過ごしましょう。室温が低いと薬剤の反応が遅くなり、白髪が染まりにくくなるおそれがあります。また、白髪染めをする前に薬剤をしばらく適温の環境に置いておくことも大切です。
白髪が目立つところから塗る
白髪染めは、薬剤を塗った部分から染まっていくため、気になる箇所を先に塗ることで目立つ白髪をしっかりと染められます。なお、生え際やもみあげを染める場合は、あらかじめワセリンやコールドクリームを地肌に塗って保護しておくと、誤って薬剤で肌が染まるのを防げます。
クリームの色がはっきりとわかる程度に厚めに塗る
白髪染めを薄く塗ってしまうと薬剤が不足して染まりが浅くなってしまうおそれがあります。しっかりと染めるためにも、薬剤をたっぷりと塗ることがポイントです。塗った後に髪が透けて見えないよう、厚めに塗るように心がけましょう。
白髪との境目をなじませるように塗布する
セルフで白髪の部分染めをする際は、根元と既染部の境目を自然になじませることが大切です。まずは伸びてきた白髪の根元にだけ薬剤を塗布し、放置時間の5分前になったら、その薬剤を毛先方向へ薄く伸ばしてください。これにより、境目がぼけて自然な仕上がりになるでしょう。
白髪を部分染めするのにおすすめの白髪用ヘアカラー
セルフで白髪を部分染めする場合は、ビゲンの白髪用ヘアカラーがおすすめです。ここでは、身近なお店で購入できる、部分染めにおすすめの白髪用ヘアカラーをご紹介します。
ビゲン 泡クリームカラー
混ぜる手間のいらないワンプッシュタイプの白髪用ヘアカラーです。手塗りの泡クリームで塗りやすいのに、根元に密着しやすいという魅力があります。後ろの根元白髪も素手感覚で塗りやすいので、ムラなく染めやすいです。

ビゲン 香りのヘアカラー(クリーム)
クリーム&ブラシタイプで、リタッチにおすすめの白髪用ヘアカラーです。液だれしにくい濃密クリームタイプの薬剤が髪に密着してしっかり染まります。狙った部分に塗りやすい、専用のコームブラシが付いているのも魅力です。染めた後のツンとしたニオイが気にならず、フローラルのいい香りに仕上がります。

※5A、5CA、5Dはクリームのみ、2Dは乳液のみとなります。
部分的な白髪染めで髪全体のキレイな仕上がりをキープしましょう
ここまで、セルフで白髪の部分染めするメリット・デメリットや、お家で白髪の部分染めを上手に行うコツ、おすすめのビゲンの白髪用ヘアカラーをご紹介しました。根元の白髪を部分的に染めれば、次回の全体染めまでの間にキレイな髪色をキープできます。こまめに美容院へ通う手間を抑えられることも魅力です。初めてセルフで白髪染めをする方は、ぜひお伝えしたコツを参考に白髪染めにチャレンジしてみてください。
この記事を読んだ人におすすめの記事