髪全体の白髪を染めても、しばらく経つと髪が伸びてきて、徐々に根元の白髪が目立ってきます。染めたばかりなのに、また染め直さなければならないのかと、面倒に感じている方は多いのではないでしょうか。

そんなとき全体のキレイな仕上がりを長持ちさせるには、根元の白髪をピンポイントでカバーする「部分染め（リタッチ）」がおすすめです。

この記事では、伸びた根元の白髪を染める部分染めのポイントや部分染めを行う適切な頻度、おすすめの白髪染め用品などをご紹介します。根元の白髪ケアでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

伸びた根元の白髪が気になったら「部分染め（リタッチ）」がおすすめ

せっかく白髪染めをしても、3～4週間程度で根元の白髪が目立ってきてしまう…といったことに悩んでいる方は少なくありません。

伸びてきた根元の白髪が気になったら、根元だけ染める「部分染め（リタッチ）」をするのをおすすめします。

部分染めにはメリットがたくさんあります。例えば、染めるのは根元だけのため、全体染めにかかる費用を節約できる点や、全体を染める場合よりも髪の負担を抑えられる点などです。

部分染めは美容院でもできますが、3～4週間に1回、白髪が気になるたびに行くのは、時間もお金もかかります。

こまめに染めることを考えると、市販の白髪染め用品なら、忙しいときでも自分の好きなタイミングで染められるためおすすめです。

最近の白髪用ヘアカラーには、薬剤を混ぜる手間の少ないタイプや、独特のニオイを抑えたタイプ、コームで染められるタイプなどさまざまなアイテムがそろっています。ご自身の好みに合わせてアイテムを選びやすくなっていることも市販の白髪染め用品の魅力です。

根元の白髪染めをする際のポイント

ここでは、セルフで根元の白髪を染める際のポイントを解説します。染める頻度の目安や、市販の白髪染めの選び方などをお伝えするため、ぜひ参考にしてみてください。

根元だけを染める頻度は3～4週間に1回程度

根元の白髪染めをする際の頻度は、髪の毛が伸びるスピードに合わせて、3～4週間に1回程度を目安に染めるとよいでしょう。

一般的に、髪の毛は1カ月に約1cm～1.5cmほど伸びるとされています。そのため、全体染めをしてから3～4週間程度で根元の白髪が気になってくるケースが多いです。3～4週間に1回ほどお手入れをするようおすすめします。

部分染めの頻度については、以下の関連記事でさらに詳しく解説しています。本記事と併せてぜひご覧ください。

2～3カ月おきの定期的な全体染めは必要

先ほどお伝えした頻度で、3～4週間に1回を目安に根元の白髪染めをした場合であっても、2～3カ月おきに定期的な全体染めが必要となります。その理由は、部分染めでカバーできるのはあくまでも伸びてきた箇所だけで、染め直していない箇所は通常通り約2～3カ月で色落ちしていくためです。

白髪用ヘアカラーで染めた髪は、基本的に約2～3カ月にわたり色持ちします。全体染めの合間に部分染めをすると、根元の白髪をカバーしてキレイな状態を保てるので、上手に活用するとよいでしょう。

クリームタイプの白髪用ヘアカラーは部分染めに向いている

部分染めに使う白髪用ヘアカラーは、「クリームタイプ」を選ぶとよいでしょう。クリームタイプは、他の種類と比べて粘性が高いので、薬剤を髪に塗布した際に液だれしにくく、狙った部分に塗りやすいという特長があります。特に、コームを使って塗る製品は細かい部分に塗布しやすいためおすすめです。

また、クリームタイプは必要な分だけ薬剤を使い、残った分を次回の部分染めに取っておけるため、ムダがなく、コスパが良いのも魅力です。

以下の関連記事では、根元の白髪染めをご自宅で行う手順をご紹介しています。市販の白髪用ヘアカラーで染める際は、ぜひ参考にしてみてください。

根元の白髪におすすめの白髪染め用品3選

ご自宅で根元の白髪を染めるなら、ビゲンの白髪染めがおすすめです。ここでは、根元の白髪におすすめのアイテム3選をご紹介します。

ビゲン 香りのヘアカラー（クリーム）

「ビゲン 香りのヘアカラー」のクリームタイプは、コームを使って染める白髪用ヘアカラーです。気になる生え際に専用コームブラシでしっかりと薬剤を塗れるので、部分染めに適しています。ツンとしないフローラルの心地よい香りで、染めた後のニオイが気になりにくいのも嬉しいポイントです。

クリームタイプのカラーバリエーションは、以下の通りです。

ビゲン 泡クリームカラー

「ビゲン 泡クリームカラー」は、クリームと泡の良いとこ取りの白髪用ヘアカラーです。泡とクリームの特徴を兼ね備えたテクスチャーで、泡タイプのように手で塗れて、クリームタイプのように髪に密着します。生え際や顔まわりの気になる白髪もしっかりと染められるでしょう。

また、残った薬剤はボトルのまま取っておけるので、部分染めにも便利です。6種のこだわり成分を配合。美しい髪色へと導きます。

カラーバリエーションは、以下の通りです。

ビゲン カラートリートメント

「ビゲン カラートリートメント」は、全体染めの合間に根元の白髪をケアするのに便利な白髪用カラートリートメントです。トリートメント成分で髪や地肌をいたわりながら、白髪部分を徐々に色付けられます。

お風呂場で白髪が気になる箇所に塗って、放置してから洗い流すだけなので、使い方が簡単です。伸びてきた根元との色の差を自然とカバーしたいときや、ヘアカラー後の色あせが気になるときのヘアケアにおすすめします。

カラーバリエーションは以下の通りです。

根元の白髪は自分で部分染めしてキレイにカバーしましょう！

ここまで、根元の白髪が気になるときの部分染め（リタッチ）のポイントや、おすすめの白髪染め用品3選をご紹介しました。

一般的には、全体染めをしてから1カ月程度で根元の白髪が伸びて目立ってくるため、3～4週間に1回程度を目安に部分染めするとよいでしょう。その際は、粘性のあるクリームタイプの白髪用ヘアカラーを使用すると、根元の白髪にしっかりと薬剤を塗れるので、ムラなく染められます。また、残った薬剤を次回に取っておけるタイプなら、コスパ良く部分染めができるためおすすめです。

今回ご紹介したビゲンのアイテムを活用して、全体染めの合間に根元の白髪をキレイにカバーしましょう。